♯52川崎宗則内野手
薩摩のイチローが「神の手」を持ったら・・・・・
エピソード
実家は電気工務店。自身も第2種電気工事士の資格を持っている。
功走守三拍子揃ったリーグを代表する遊撃手。
高校時代は無名ながら、大会の1回戦でランニング本塁打を放ち、「薩摩のイチロー」と呼ばれたほどの野球センスにホークスが着目、入団に至った。
3年目の2002年にウエスタンリーグの首位打者に輝き、1軍初出場。9月から故障の井口に代わってセカンドのスタメンに就くと、122打席で5本の三塁打を放ち、注目を浴びる。
2003年に三塁のレギュラーを獲得、翌2004年からは不動の正遊撃手としてチームを引っ張っている。
今季の川崎
今季はWBCに日本代表の正遊撃手として出場。イチローに感化され、決勝戦での本塁突入時に手首を負傷して帰国、開幕後1ヶ月1軍に戻れなかった。
4月末にイチローナイズされてチームに復帰した彼は靴下のはき方までイチローと同じにした。
イチローとの出会いが影響したのか、シーズンでも2年ぶりの3割をマーク、こちらも2度目のベストナインとゴールデングラブ賞のダブル受賞を達成するなど、大車輪の活躍を見せた。
年齢的には中堅の年回りとなったが、来季も「若手のまとめ役」としてホークスの伝統を若手に教える役目はかなり大きい。
個人的には4月の間全然勝てないチームを見て、「彼の存在は大きいんだなあ」と思いました。