♯35クリストファー・ニコースキー投手

危ういバランス。


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基礎データ

1973年3月9日、アメリカ出身。191、95kg。左投左打。
セントジョンズ大学からレッズ、タイガース、アストロズ、タイガース、メッツ、レンジャーズ、ブレーブスヤンキースナショナルズを経て2006年ソフトバンクホークスに入団、現在に至る。

エピソード

1995年にメジャー初登板。それ以来ずっとワンポイントの起用が続いている。
しかしかなり被打率が悪く、メジャー定着には至っていない。
AP通信より特派員の任命を受け、日本の野球について紹介する記事を書いていた。

今季への期待

安定した左殺しのいないチームで昨季、彼が期待された役割はワンポイント。昨年の名鑑で心配されたボークもシーズンでは殆ど見られず、また対左の被打率も1割台となかなかの数字を残した。ただ、四球の数がほぼイニング数と一緒であることからも明らかであるように、コントロールに苦しむ場面が多く完全に信頼して見ていられるわけではなかった。
今季の残留はいわば「保険」なのだが、チーム全体で左リリーフの布陣が安定していないのでチャンスはかなり与えられるはず。無理に「普通のリリーフ」として考えるのではなく、「左殺し」に専念するのが一番活躍の可能性が大きいだろう。