試合短観11

スター誕生で、底割れ回避。
4/17 H1-2M
4/18 H7-4M
4/19 H12-5M
4/21 H10-5F
4/22 H3-2F
4/23 H6-7F
ホールトン以外の先発が全くゲームを作れていない中で4勝2敗。この6試合の平均得点(6.5点)はその前12試合の平均(3点)の倍以上である事からも、いかに打線の調子が良かったかがうかがい知れます。
ただ、采配はアレ?と思った場面が2つ。
まずこれ

4/17 H1-1M(10回表)
森本 右飛安 1塁
本多 投ゴロ 1塁
本多 盗塁失敗
川崎 二ゴロ

1点入れば勝ち越せる場面で本多に強行させ、失敗。その後走らせて失敗。全くちぐはぐな攻撃で勝ち越しを逃し、サヨナラ負けを喫しました。このケースでは勿論本多を責めるつもりは全く無く、むしろ何故本多にバントをさせなかったのか、という点に注目します。延長戦に入って相手としても「次の1点で終わり」という気持ちで守っているはず。複数得点が必要な場面ならばいざ知らず、1点がほしい場面の、それも無死からの進塁打ならば相手にそれなりのプレッシャーを与えられたのでは無いでしょうか。その後、1死2塁で川崎が敬遠されても、先日の西武戦とは違い松中も小久保も残っていて、まだチャンスが続いていただけに余計に疑問が残る采配でした。


そしてもう一つが昨日のハム戦。言うまでもないでしょう。120球を超えてきた大隣を7回まで続投させた事。病み上がり、それも不安定な投球が続いていた大隣であることを考えると、7回まで引っ張っても打たれることは見え見え。リリーフ投手を休ませたい、という魂胆もあったのでしょうが、少なくともそれを昨日やるべきではなかった。結局リリーバーをイニング途中から投入、という最悪の流れになり、サヨナラ負け。まぁ7回頭からリリーバーを投入すると8回辺りから出てきたであろう摂津が打たれたので、仕方ないと言えば仕方ないのですが。


文章を読み直すと結果論な感は否めないのですが、ベンチワーク次第でどうにでもなった試合なだけに勿体無かった。ただ、借金が1まで減ったので4月をある程度ペナントレースの流れに乗った状態で乗り切れそうな感じがしてきました。よかった。