ストーブリーグ短観02
どういう風に進めるかな?
本日のネタ
・城島FA
・多村FA
城島マリナーズ退団(hakataterminal)
どうも阪神入りが濃厚…というかほぼ決まっていた感じですね。悔しさが滲む鷹ブロガーの記事が目立ちますが、私の中では、阪神との話が出た時点で既に「過去の人」でした。確かに彼は05年に「メジャーでの経験をホークスの選手にいずれ伝えたい」と言ってメジャーに旅立ちましたが、彼が今でもそう思っているならば阪神とだけ交渉を進めるという事にはならないからです。勿論獲得できれば戦力的には大きなプラスとなりますが…
(以下自論。「城島は絶対必要だ」という意見の方は見ないほうが良いよ)
つーかさ、城島が今更帰ってくるのは良いけど、ホークスに戻るのだとすれば今までの4年間の苦労は何だったわけ?と思う。順位を落として最下位になってまで苦労して、ようやく田上という結論を得つつあるのにどうして城島を獲って4年の努力を無にしようとするの?どうせ城島を獲っても田上の一塁コンバートと小久保のスタメン落ちは無いでしょ?「生え抜き・キャプテン」縛りのおかげで。シーズン総括でも触れるが、そういう「ファミリー体質」が近年の低迷を生んでいることを自覚すべし。
多村FA宣言か(ニッカン)
多村は移籍するでしょうね。残念だけど。家族を横浜に残してのホークス入りだった上、ホークス入りのきっかけとなった王氏も既に現場にいない。チームでも6番と言う頼られているのかよく分からない状況だったので福岡に居続ける意味が無いからです。ただ、多村はFA制度の中ではBランクの選手。つまり人的保障を移籍先の球団から得ることが出来るのです。そこで、新企画。
探してあげよう、多村の移籍先
まずは多村が移籍したいであろう球団の条件を。
1.関東の球団
2.外野が手薄
3.スラッガーが手薄
数字が若いほど優先順位が高くなります。第一回目はヤクルト。
実に相性が良いですね。今季外国人が故障しただけで4番が青木になったほど層が薄いヤクルトクリーンアップ。獲得に乗り出すのは当然です。
次に、人的保障を予想してみましょう。
レギュラー
投手:由規,川島,石川,ユウキ,松岡,館山,押本
捕手:相川
内野:川島,宮本,田中,畠山
外野:福地,飯原,青木
この辺りがレギュラー+主戦投手。投手は50イニング以上投げた投手。野手はレギュラーと外国人のポジションに当てはまる最多出場の選手をリストアップしました。ちなみに外国人とFA宣言した選手は人的保障の対象からは外れます。
1年目+2年目高校生
投手:八木,赤川,日高,山本
捕手:新田,中村
過去の規定には「1年目の選手はプロテクト」という決まりがありました。そのルールはなくなったものの法則は生きていると考え、1年目の選手をプロテクト。更に、2年目の高校生も放出には時期尚早と考え入れてみました。
若手有望株+移籍1年目
村中,増渕,森岡,吉本,上田
移籍1年目の選手をトレードに出す例は稀。特に森岡・吉本は1軍でそれなりに実績を残したので移籍せずと予想。上田はまさに有望株。ファームでは400打席以上を経験しています。村中・増渕は言うまでも無い。
ここまでで26人。プロテクトできるのは後2人。ボーダーライン上の選手を挙げてみましょう。
川島慶が故障という状況の中で来季を考えると鬼崎か川端はどうしてもプロテクトに入れたい。そして残り一人はどうなるか。恐らく便利な高木になるだろうが、左の外野として存在感を見せ始めた武内や相川の控えとして福川を追い出した川本がプロテクトから外れる。投手陣の手薄さとホークスの二遊間の充実を見る限り、思い切って鬼崎を外して高木・川本/武内としてしまう可能性もある。
川本か、武内かというのはホークスの補強次第としか言いようが無いです。ホークスは長らく捕手7人体制を崩していないので的場をリリースした今オフは捕手の補強が必須。ドラフトでの補強が無ければヤクルトの捕手に手を出すことになる可能性があるので、ホークスがドラフトで捕手の指名があれば武内を、無ければ川本をプロテクトするだろう。
それでは、上のメンバーの内ホークスにとってプラスになる選手は誰か。高木,川本,武内がプロテクトされているとすれば候補は2人。川端か、ユウイチです。川端は三塁の控えとして、ユウイチは左の代打として生かしたいですね。
以上ヤクルト編でした。人的保障も意外に悪くないメンバーから選べそうですね。