♯14馬原孝浩投手

取り戻せ、自信を。信頼を。


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基礎データ

1981年12月8日、熊本県出身。180cm、80kg。右投右打。
熊本市立高校から九州共立大学を経て2003年自由競争枠でダイエーホークスに入団、現在に至る。

エピソード

大学時は1年先輩の新垣と共に活躍、日米大学野球や世界大学野球選手権にも日本代表として出場。
150kmを超えるストレートを武器に1年目から1軍の先発マウンドに立ったが先発としては結果が残せず、05年途中からクローザーに転向。
07年に最多セーブをマークしタイトル獲得。09年には通算セーブ数がペドラザを抜きホークスの選手としては最多に。

今期への期待

wbcにも出場した昨季だったが、本来は故障明けの投手。制球に苦しむ場面が多く「劇場」を展開するシーンは08年よりも目立っていた。それでも球威と「顔」で抑えを務め、武田久(F)との最多セーブ争いを8月まで続けてはいたが、疲れを見せたか9月についに投球が破綻。投げれば打たれるの繰り返しで、摂津が好調だったこともあり最終盤にはクローザーから外されてしまった。
最早速球とフォークだけに頼る投球では限界にきているのは明らかであり、遅い変化球を覚えて緩急をつける等のアレンジは必須だ。中々に大変な作業だが、馬原がいなくなった途端にチームが失速したことを考えれば、その存在感はまだまだ大きいと言える。大隣以下の先発が不安定な現状、是非復調してほしいところ。