♯49ホセ・オーティズ内野手

陽気な救世主。


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基礎データ

1977年6月13日生まれ。ドミニカ出身。177cm、80kg。右投右打。
コレヒオカポティヨ高校からアスレチックス、ロッキーズオリックス、ロッテ等を経て09年にソフトバンクホークスに入団、現在に至る。

エピソード

外国人としては小柄ながら、高い身体能力を生かした二塁守備と長打力が魅力。
かつては守備が苦手で、04年には一塁手としては破格の18失策をマークするほど。
ロッテ入団後は守備が劇的に向上したものの、08年にはグラブを打球に投げつけ三塁打にしてしまうというハプニングも。
アスレチックス時代の01年、二塁ゴロに終わったイチローの初打席の打球をさばいた。

今季への期待

ロッテを解雇になって以来メキシカンリーグでプレーしていたオーティズだったが、松田の離脱でスラッガー不足に悩んでいたホークスに4月末に入団。本職ではない三塁や外野を守ったため守備では拙いプレーが目立ったが、入団直後から打撃が好調でサヨナラ本塁打を放つなど何度もチームを救い、交流戦では3番に座ってチームを交流戦連覇に導いた。7月に入るとさすがに調子は落ち、加えて故障もあって成績は低迷。しかし、最終的にはチームの外国人としては06年のズレータ以来となるシーズン20本塁打をマークし、残留にこぎつけた。
駒として彼を見ると、その守備力と積極的すぎる打撃では30本は打ってくれないとお釣りが来ない。だが、彼にはホークスの選手にはない「陽気さ」という武器がある。実際ベンチの雰囲気は交流戦を境にガラッと良くなった。今季も当然クリーンアップの一角としての活躍に期待。