第1戦 あの日が胸によみがえる
誰もが思ったはず。「今年も駄目か」と。
インボイスD(L1勝)
[バッテリー]H●斉藤-的場
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E H 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 6 0 L 0 0 0 0 0 0 1 0 X 1 4 0
L○松坂-細川
ある意味、今季を代表する試合といっても差し支えない試合だった。
ホークスは7回まで毎回ランナーを出していた。しかし、2人以上溜めたのは2回の1度きり。
一方ライオンズは1・2・4・7回しかランナーを出していない。
ホークス唯一のチャンスでは回ってきた打者が柴原・田上・本多と運がなかったのは間違いない。しかし、唯一2人溜めた時にしっかりとタイムリーを打ったのが7回の和田であった。
和己も松坂も今シーズン1とも言える投球を見せてくれたのは事実だ。だからといって、「1敗は1敗」とは割り切れなかったのがこの試合だ。
「みんなで絶対に勝たなければいけないプレーオフの初戦」で、打線がエースを見殺しにしたのだから。