2nd.ステージ第1戦 長い旅路の果て


歓声が、絶望に変わる時。

札幌D(F2勝)

チーム123456789RHE
H100000000170
F00200001X380

[バッテリー]
H●杉内,吉武,神内,柳瀬,藤岡-山崎、的場
F○ダルビッシュ-鶴岡

第1ステージと第2ステージの決定的な違いは何か?それは、対戦相手である。当たり前のことではあるが。
西武戦を例にとると対戦成績では1つ負け越してはいるものの、松坂はともかく、松永や西口、涌井といった2番手以降の先発は打ち崩せているのである程度勝ち目はあった。


しかし、日本ハム戦は違う。


八木とダルビッシュを全く打てていないのである。(八木の対H戦防御率1.93、ダルビッシュの対H戦防御率0.00)そして、彼らを打てない、ということはすなわち、終戦を意味する。
こんな状況で、どのように闘うかを見ていたが、現実は甘くなかった。6回、この日最後のチャンスで代打・本間がコールされた時、思った。
「もったいぶってはいけない!何故大道、せめて田上ではないのか!」と。挑戦者が王者の野球をしていては勝てるわけありません。


だが、これでファン・選手・首脳陣の心は決まっただろう。


「明日は、エースと心中だ」