♯6多村仁外野手

博多のスペランカー
今季成績はこちら
2007年版名鑑はこちら

基礎データ

1977年3月28日、神奈川県出身。179cm、72kg。右投右打
横浜高校から横浜ベイスターズを経て2006年、ソフトバンクホークスにトレードで入団、現在に至る。

エピソード

高校時代には斉藤(巨人)、紀田(元横浜)、矢野(元楽天)らと共に甲子園に出場。
横浜入団時から攻走守三拍子揃った選手して期待されるも、度重なる怪我が原因で最初の数年間は出場機会に恵まれなかった。
2003年頃から出場機会が増え、2004年には初の規定打席に到達すると共に横浜の日本人選手としては田代以来の40ホーマーを達成。
2006年に開催されたWBC王監督と共に出場、チーム内最多打点・ホームランをマーク。
怪我が多い選手としても有名。このサイトを参照のこと。

来季への期待

トレード入団の初年、多村に課せられた使命は「3番打者としてフルシーズンチームを引っ張る」というものだった。
シーズンを終えてみると、自己最多の試合出場を果たしたが、打撃面では満足な結果を得られなかった・・・というのが一般的な評価。
しかしよく考えて欲しい。彼はリーグを超えての移籍の上、故障明けのシーズンである。その事を頭に入れて成績をもう一度見てみると・・・
左右どちらの投手からも満遍なく打ち込み(対左の打率は小久保・松中より上)、得点圏打率もシーズン打率より上で、勝負強さは見せた。
もっと言えば、シーズン中大村離脱に伴う守備面でのマイナスを感じさせなかったのはセンターの代役として多村がしっかり守っていたからではないか。
そういうことを考えると、多村は今季、よくやったと言えるのでは。


ただ、来季はそういう言い訳は通用しなくなる。
少なくとも、3番で120試合以上スタメン出場した上での20本・80打点は達成して欲しい。
横浜ファンに「多村を出して正解だった」と言わせない活躍を期待。



個人的には4番もありだとは思うんだけどね・・・意見があればどうぞ。