「福岡」ホークスを育てた男

一つの時代が、また終る。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/headlines/20071113-00000021-jij-spo.html
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/headlines/20071113-00000047-jij-spo.html
僕にとっての「稲尾和久」は、ニッカンのコラムで王采配を一番的確に批評している人というイメージしかなく、例えば彼の残した数字以上の「何か」を知っているわけではありません。
ただ、彼の活躍がなければ西鉄黄金時代は無かったわけだし、それがなければ、ライオンズが這々の体で福岡から去るとき反対運動は起きなかったでしょう。更に言えば、かつてのライバル球団のホークスが福岡にやってきても、パリーグ1の人気チームになるまでファンが声援を送り続けることも無かったのでは。そんな事を考えました。
彼はまさに、福岡とプロ野球を強固に結びつけた張本人でしょう。
豊田氏も述べているように、今日をもって西鉄ライオンズの歴史には終止符が打たれました。


しかし、失意のもとに福岡を去ったライオンズの栄光は、ホークスにしっかりと受け継がれはず。いや、しっかりと受け継いで欲しい。


そして、改めて稲尾和久投手のご冥福をお祈りします。