試合短観08

勝ち越しながらお先真っ暗。だめだこりゃ。
4/6H4-5M
投手陣の不調は当ブログでも予想済みのことですが、投手起用に際し采配のブレが目立ちますね。6試合連続無失点、それも四球(死球含む)を2個しか出していない久米は実績がないからワンポイント。ファームで同じく連続無失点を続けている藤岡はサイドの久米が1軍にいるから上に呼ばない。それでいて、2試合続けて簡単に打たれているニコースキーを抑えで起用する。彼だって昨年のピッチングを見ている限りワンポイント以上の域を出ないのは自明のこと。そんな投手を監督の「攻める姿勢がある」の一言でクローザーにしてしまうところに大いに疑問を持ちます。抑えというポジションは誰を起用しても何とかなるわけではありません。右も左も満遍なく抑えられる圧倒的な球威と絶対的な変化球を一つ。少なくとも前者は確実にほしいところ。ところが、現状のホークスにはそのような投手はいません。今上にいるリリーフ陣は全員、打者の左右による被打率のバランスが悪い。と、なると当座をしのぐ策はただ一つ。一番調子の良い投手を抑えとして起用することに尽きるのではないのでしょうか?実績・年齢関係なく、球が来ているという投手をファームからも集め、日替わりで抑え起用のテストをする。その中で上手く代役抑えが出れば上出来、出なければやはり馬原はすごかった、というので良いのではないでしょうか?型にはまらない、柔軟な采配に期待したいものです。


そんな首脳陣ですが、一つだけ良い判断が。小久保の復帰にあわせてレストビッチを落としてきましたね。もちろん本多は心配だけれども。これで井手は当分スタメンだ。