試合短観11

緊張の糸が切れた。
5/16F10-3H
折角GWに作った良い流れを、害人外人二人で完全にぶった切ってしまいましたね。連勝中は先発陣が、悪いなりも試合を作っていたから打線が逆転できた訳で、3人ともこうも打ち込まれる(フトリンは見ていないので分からないが、JPと無線さんはボールが全体的に高く、リードのしようが無かった!)と、勢いとかそういう以前の問題になってしまいます。
攻撃にも問題は散見されます。今日の試合でも、本多が2度出塁しておきながらどちらもホームに帰ってこられなかった。理由は簡単で、後続の打者がフライしか打てなかったから。先日も言及したとおり、監督の意図が曲解されて選手に伝わっているようで、今日の試合でも松中・小久保・柴原の3人で12打席中9回フライを打ち上げています。
王監督がライバル視する「ホームランの」西武でも、やはり基本は1・2番が塁に出てかき回し、中軸がしっかりタイムリーで返す。その後下位打線が一発を狙うという流れであり、ホームランはあくまで付加価値的なものでしかありません。常識的に考えれば、クリーンアップが最初からホームランを狙っていては中々価値に結びつかないというのは自白の命でしょう。2004年の巨人くらい長打力に秀でていたら話は別ですが。そしてここ数年来、今年の西武打線のような「一発で押し返す野球」が出来ていないことを考えると、今すぐにでも作戦を転換するべき、と強く思います。そして、松中・小久保が復調してきた今こそ「スモールベースボール」を実践するチャンスなのです。GWの5連勝は、「つなぎの野球」を実践した打線のおかげで達成したことをお忘れなく。


明日、もうちょっと書くかな?