♯49ジェレミー・パウエル投手

巨人に完敗。
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基礎データ

1976年6月18日、アメリカ出身。196cm、104kg。右投右打。
ハイランズ高校からエクスポズパドレス近鉄オリックス、巨人を経て2008年ソフトバンクホークスに入団。
2008年戦力外通告を受け、退団。

エピソード

巨体から放たれる速球(ツーシーム)と、カーブが武器。
内角を大胆に攻める投球が売りで、2008年現在日本でのキャリアのうち与死球は4回リーグトップに立っている。
外国人にしては珍しく150球近く投げることを厭わず、近鉄時代は年間5試合ほど完投していた。
ホークスには、既に統一契約書(ただしコピー)にサインしていたオリックスとの契約を反故にしての入団で、オリックスと交わした契約書の内容の有効性をめぐってオリックスと対立。入団が遅れる事態となった。

今季のパウエル

巨人時代の怪我の影響が心配された今季だったが、やはりその影響は大きかった。ストレートの球速も140km台前半まで落ちたことが大きく、カーブとの緩急があまりつけられなくなってしまった。もともと制球力は低い選手なので球威が落ちれば打ち込まれるのも当然で、オリックスとの泥仕合の末獲得したにも関らず2勝どまり、完投もゼロに終わった。
ホークスの捕手が内角を上手く使えないということを考えると、一番獲得してはいけない選手だったのかもしれない。主力の怪我に泣いた今年のホークスを象徴する存在になってしまった。