試合短観 特別編

終わった瞬間「軍艦マーチ」を口ずさんじまったw
日5−3韓

追記

大会を通して思った事なのですが、原監督は「左右病」と「エンタメ性」へのこだわりがかなり強いと思いました。
もし打者の左右にこだわらない監督ならば、決勝でも川崎が三塁で、稲葉がDHでスタメンを張っていたはずだし、勝負だけに徹する監督ならば9回は藤川を投入していたはず。確かに、代表落ちしても気持ちを最後まで切らさなかった栗原・決勝戦の先発を外される屈辱を味わったたダルビッシュが活躍すれば「ドラマ」になります。しかし、栗原を戦力から外し、ダルの先発を回避したのには少なからぬ理由があるはず。こんな野球を巨人でもしているとすれば、戦力さえ揃った状態の落合ドラゴンズが相手ならば、巨人はCSで負けてしまうのは無理ないよなぁと感じました。

ただ、実は策が裏目裏目に出続けていた原采配を選手のパフォーマンスが上回り、カバーが出来ていた。これこそ代表チームの真骨頂でしょう。脱帽でした。鷹ファンの自分としては、パーフェクトリリーフの杉内・強肩で流れを引き戻した城島・ベンチの雰囲気を盛り上げ続けた川崎・大舞台で大劇場をやってのけた馬原と、ホークスの選手がそれぞれに持ち味を発揮できたことがすごく嬉しかった。最後のはちと余計かw

ともかく「アジアに野球の王道あり」というメッセージを韓国とともに全世界に発信できたことは非常に大きな意味を持つと思います。一部で噂の立っている第3回WBCの日本開催に向けアジアの発言力をいっそう高めるべく、中・韓・台とは連携を深めていくべきでしょう。

最後にもう一度。ありがとう、侍ジャパン