♯17大場翔太投手

山田コースまっしぐら。


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基礎データ

1985年6月27日、東京都出身。182cm、80kg。右投右打。
八千代松陰高校から東洋大学を経て、2007年大学・社会人ドラフト一巡目でソフトバンクホークスに入団、現在に至る。

エピソード

150kmを越すストレートと、切れ味抜群のスライダーが武器の、いわゆる「本格派」。
大学4年になって一気に頭角を現し、ドラフト上位候補に挙げられるようになる。
完投が多いことから、つけられた異名は「平成の鉄腕」。
ルーキー年の08年からプロ初登板初先発初完封や新人記録となる1試合16奪三振をマークするなど力は見せてはいるが、一発の多さと制球の粗さがあだとなりロー手定着には至っていない。

今季への期待

表題で不吉なことを書いてしまったが、彼が昨年までたどっている道は山田秋親のたどった道と全く同じ。昨季も期待はされていたものの、先発では良い時と悪い時の差が極端に出る投球で定着を果たせず、余り向いているとはいえないリリーフ登板でわずかに1勝を挙げたのみに終わった。
昨季も田中(E)との投手戦で一歩も引かずにチームを勝利へ導いたように、ポテンシャルという面だけでいえばライバルの巽や岩崎とはまだまだ差があると言える。だが、いつまでも同じ課題を残したままでいると期待値もどんどん下がってくる。直球の軽さが改善できないのであれば、スライダーを磨いたり、カーブを磨いて緩急をつけたりするなど、そろそろ発想の転換が欲しいところだ。