♯70田上秀則捕手

「ポスト城島」を死語にしよう。


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基礎データ

1980年3月20日大阪府出身。178cm、83kg。右投右打。
大阪産業大付属高校から九州共立大学、中日を経て2005年無償トレードでソフトバンクホークスに入団、現在に至る。

エピソード

大学時代は新垣や山村の球を受ける。長打力も売りで、4年次にはリーグ戦で9本塁打を記録。
ドラゴンズ入団時から強打の捕手として期待され、03年にはウエスタンリーグ本塁打王を獲得、翌04年には落合監督から「右の4番」候補に指名される。
05年には自由契約となり、入団テストを受けてホークスに入団。06年にDHとして台頭して以来、ホークスではただ一人の「打てる捕手」として君臨。
ニックネームは「ボラ」。由来はその顔から。

今期への期待

08年後半以降正捕手としての期待が一番高かったのは攻守のバランスに優れた高谷だった。昨季の開幕スタメンも高谷で、田上は主に一塁での起用が続いた。しかし、オーティズ入団後DHをあける必要が生じ、加えて高谷が守備で生彩を欠いたことから田上が5月以降捕手に。打撃の調子が良かったこともありそのままスタメンに定着し、26HRをマークするなど強打の捕手としてのブレークを果たした。
盗塁阻止率が3割を切り、捕手としてのエラーもリーグワーストとなるなど守備面では相変わらずだったが、主に下位打線に座りながらチーム1位の本塁打数をマークした打力は他の候補を全く寄せ付けない。故障さえなければスタメンの座は今季も安泰か。昨年はシーズンが進むにつれて弱気になったリードを磨き、今季は守備でも信頼を得たい。