ストーブリーグ短観01

オフも細々と更新は続けるつもりなので、ポイしないで読んでやってください。
第一弾は、ツキすぎて来シーズンが怖いドラフトの振り返りです。
とりあえず、昨年同様陣容の確認から。

本指名

1位 巽真悟(投手・右投左打・近畿大)
近大在籍時に23奪三振を記録した事もある(但し京大戦)本格派。
細身の体からMAX149kmの速球を放つが、多彩な変化球を織り交ぜて投げるコンビネーションタイプ。
来年から即ローテというには厳しいが、将来的にはローテの柱になり得る選手。


2位 立岡宗一郎(外野手・右投右打・鎮西高)
肩の強さや走力など身体能力に優れるアスリート型。
地元の先輩である秋山二世の期待はかかるが、まず目指すべきは鈴木将光(C)か。
ポスト・多村の候補として大事に育てたい。


3位 近田怜王(投手・左投左打・報徳学園高)
実践的なフォームからMAX147kmの速球を持つ本格派。
試合をまとめるセンスが光り、先発向き。
ポスト杉内を意識したいが、意外と早い1軍抜擢もあるかも。

高校2年・センバツ

高校3年・夏


4位 有馬翔(投手・左投左打・日南学園高)
赤川(Ys)・中崎(L)と共に宮崎県高校野球を盛り上げてきた速球派。
MAX145kmの速球は威力満点だが、制球力が課題。
絶対的な変化球を習得することが1軍への近道か。

高校2年・夏


5位 摂津正(投手・右投右打・JR東日本・26歳)
社会人の強豪・JR東日本で長らくプロ候補として注目されてきた。
ピッチングに派手さは無いが、実戦力が高い。
指名順位は低いが、1年目から中継ぎでの登板に期待。



6位 金無英(投手・右投右打・福岡レッドワーブラーズ・23歳)
今季は誕生したばかりの福岡RWで守護神として活躍、17セーブを挙げる。
150km近い速球とカットボールが武器。
今年開催された練習試合では雁ノ巣打線を手玉に取っており、中継ぎとしての活躍に期待。


7位鈴木駿也(投手・右投右打・山形中央高)
投手転向が高2の秋と経験は少ないものの、MAX147kmの速球を投げる本格派。
素材買いが目的の獲得だけに、まずは経験を積むことが肝心だろう。

育成選手ドラフト

1位 内田好治(投手・右投右打・大産大)
恵まれた体格から150kmの速球を投げる本格派。大学3年次から急成長し、今季は優勝に貢献。


2位 二保旭(投手・右投右打・九州国際大付高)
ダルビッシュ2世の呼び声高い、荒削りな速球派(しかし完投がゼロとか…)。先発候補として4年後の飛躍を目指す。


3位 柳川洋平(投手・右投右打・福井ミラクルエレファンツ)
今季BCリーグ奪三振王に輝いた速球派。強気の投球がプロでも続けられるかがカギ。


4位 猪本健太郎(捕手・右投右打・鎮西高)
鎮西では立岡と共に活躍。長打力が魅力で城島二世なる評判も。


5位 堂上隼人(捕手・右投右打・香川オリーブガイナーズ・26歳)
アイランドリーグ結成以来香川の中心選手として活躍。状況次第では1年目から一軍正捕手も見込めるかも。


学校から帰って「巽1位」の速報を見たとき、「あぁ、チキったか」と思ったら太田にも特攻したと分かり、更に巽が単独指名と分かりびっくり。秋山監督の運の強さを感じました。2巡目以降も最下位の恩恵で有名どころを次々指名。4位まで僕が知ってる人を獲得したドラフトなんてかなり珍しいはず(僕の情報収集できる範囲はかなり限られているので、知っている人=有名選手となる)。投手、それも似たようなタイプの投手が多いことが気になりますが「雁ノ巣投手陣の若返り」に主眼を置くならば、今年の候補に変則タイプの投手が少なかった以上(田澤…)、この指名もナシではないかな…という感じでしょうか。
大田を獲得できなかったことは残念ですが、入団時の評価としてはそこそこ高得点をつけられるドラフトである、と言えるでしょう。
後は本人の努力次第。全員が将来のホークスで何かしらの活躍が出来ることを祈ります。



一応本指名全選手のまとめ