♯25的山哲也捕手

不惑の正捕手、誕生ならず。
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基礎データ

1970年10月1日、兵庫県出身。178cm、83kg。右投右打。
福崎高から新日鉄広畑、近鉄、オリックスを経て、2007年金銭トレードでソフトバンクホークスに入団。
2008年に引退、ホークス1軍バッテリーコーチに就任。

エピソード

強肩と巧みなリードが売りだが、打撃はいまひとつ。そのため近鉄時代から、投手陣の信頼を得ていながら毎年のようにレギュラー争いを強いられてきた。
英語が堪能で、外国人投手とバッテリーを組んだときには通訳なしで相談をすることができる。
2008年、パ・リーグのバッテリーとしては36年ぶりとなるアベックホームランを放つ。

今季の的山

捕手不足に悩むホークスに移籍し、出場機会の回復を狙った今季。開幕当初はいわゆる「リリーフ捕手」の役目が多かったものの、5月に入ると打撃の調子が急上昇しスタメンの機会が多くなる。しかし交流戦が終わるとまもなく膝を痛め、ファームへ。そのまま引退となってしまった。
ベテランらしい破綻の無いリードはまだまだ若手捕手の見本となった。若手に勝つ要素はいくらでもあるはずだが、本人曰く今まで膝を痛めたことが無かったらしく、無念の引退。お疲れ様でした。