2008-12-19 ♯50吉本亮内野手 hawks 退団選手名鑑 東京の水は合いますか? 2008年版はこちら 基礎データ 1980年5月8日、熊本県出身。180cm、86kg。右投右打。 九州学院高校から1998年ドラフト1位でダイエーホークスに入団。 2008年オフに戦力外通告を受け、東京ヤクルトへ移籍。 エピソード 松坂世代が揃う「55年会」の元会長。 パワフルな打撃が売りで、毎年のように期待されており、実際2001年はウエスタンリーグの本塁打王にも輝いている。 しかし、未熟なスラッガーにありがちな穴の多い打撃がネックとなり、1軍定着は未だ果たしていない。 特に小久保が抜けた2004年、開幕スタメンを勝ち取ったにも関わらず肝心の打撃が低迷、定位置を抑えられなかったのが後々まで響いている。 今季の吉本 アマ時代の評価とは裏腹な長い低迷、松田というライバルの登場、そして松田に先を越され…と厳しい「負の連鎖」に苦しんだ吉本。ついに緊張の糸が切れたか、今年は年間を通じてファームでも打棒は振るわず、打率は2年連続の3割どころか2割そこそこまで落ち込み、規定打席に乗ったのにホームランは2本。こうなると10年という区切りで解雇されるのも仕方ないところか。 ヤクルトは1軍の三塁を新外国人のダントーナ1人に託さざるを得ないほど層は薄く、吉本にも付け込む隙はいくらでもあるはず。まずは真中が抜け候補不足の代打の枠に食い込みたい。