試合短観16

同じセリフを2度言わせるのか。


5/12 M1-2H
5/13 M7-0H
5/14 M4-5H
大場抹消
先発どーすんの?
大場が打たれることは十分織り込み済みであり、秋山監督も内容の向上を評価している以上、次回もとりあえず先発は確定的だ、と思っていただけに意外な抹消です。と言うことは、藤岡をローテ投手にするつもりなのでしょうが、だとしたら一度ファームに落として先発用の調整をする、というのがスジだと思います。
藤岡が土曜に先発する、ということ自体は実は反対ではありませんでした。というのも、ホークスのリリーフ陣で言葉は悪いですが「いなくなっても一番痛くない」立場にいるのは彼だからです。ただ、私の考えでは3回かもって4回までで降ろし、残りのイニングも、2イニング程度の大きなスパンで中継ぎを投入して凌ぐならOKというもので、役割としては1回からのロングリリーフ。ローテ入りさせる、と言うことは5回・6回を意識させることになり、リリーフ用の調整しかしていない彼には酷な話だと思うのです。もしローテ入り可能な投手が欲しいならば、少なくとも先発を意識して調整をしている大場や、ファームの巽・内田・ジャマーノを起用する方が後々を考えると良い結果が出るのではないか?と思うのです。
今年のホークスを見ていると、何をやっても受身の態度・中途半端なチームになったな…と思うことが多々あります。その一端は、1勝1敗だったから良かったものの、一昨日の大隣の引っ張り方・昨日の大場の下ろし方にも現れています。カードの初戦を右のエース・ホールトンで落とし、勝負にどうしてもこだわるなければならなかったはずの一昨日の試合は、荒れた大隣をもっと早く下ろすべきだったし、育成に重きを置くべき(置かざるを得ない)昨日の試合は、大場を7〜8点取られても長いイニングを投げさすことで勉強させるべきだったのではないでしょうか?
組織の改革は、中途半端な路線を取ると余り良い結果が出ません*1。何かドラステッィックな変化をチームに求めているのは、決して私だけではない気がしますが…

*1:自分も高校時代、部活で経験しました…