試合短観21

恨み節 続けてもらおう 最期まで。


5/30 D5-9H
5/31 D4-5H
交流戦に入ってから先発陣がピリッとしない展開が続いる中、奮闘してきたリリーフ陣についにほころびが出てきました。特に攝津は随分球の切れが落ちてきたのが素人目でも分かるので、何とかもう一人勝ちパターンに入りうるリリーフ投手が欲しい、というのが首脳陣の本音でしょう。候補は神内や久米といった負けパターンに入っている投手が中心になりますが、神内は連投が厳しい、ということが分かりつつあり、久米も出来不出来の差が激しいのが微妙なところ。当分は攝津、ファルケンボーグが登板過多気味に投げることはやむをえないところなのでしょうが、それを心配するなら30日の9回や27日の試合の7回に久米や神内を登板させ、テストをするという発想になぜならなかったのでしょうか。ちょっと疑問が残る采配です。
そして打線。30・31日とTVで試合を見ましたが、本多の調子は上がってません。*130日のタイムリーも、高め好きの本多に対し、低めに球が集まっていたチェンを信用した中日ナインが前進守備を敷いていたにも関わらず、チェンの球が高めに抜けたからこそ抜けてくれたようなもので、普通なら外野フライの打球。随分四球での出塁が多かったのですが、今の中日リリーフ陣はコントロールに難を抱える投手が多いので参考にはならない。良い投手、つまりチェンとの1打席目だけを考えると、4球?であっさり凡退しているところを見る限り、調子は底を打ちこそすれ、上がってはいないな…と感じました。森本の粘りが健在だったことを考えると、次の横浜戦は2番森本・9番本多もありではないでしょうか?


そうはいうものの、小久保ではないですが「勝ちゃいい」てのが今のチーム状態で。ただ、投打に不安要素が形を帯びてきたので、交流戦の後半戦以降のチームは確実に下り坂に差し掛かると思います。マジック?ふざけんじゃない。今の強さを「頂点」と思い、味わっておきましょう。

*1:最近随分本多批判が続いていて彼のファンの方には申し訳ないのですが、現実をできるだけ正確に考察し、記録する、という事を目指しているのでご了承ください。