試合短観29

呪縛もフリキレた?


7/4 H7-3H
7/5 H4-3F
…単独首位らしいですね。それよりも何よりも、僅差の試合での「波風立てぬ」逃げ切り*1失敗
の連続記録を止められたのが大きな意味を持つと思います。いつから逃げ切りに失敗しているかというと…

6/13 G1-3H 勝利の方程式完成で逃げ切り成功


6/16 H4-3D 3-2の9回に馬原1失点で同点に。延長戦で勝ち越し
6/28 H7-5L 5-4の8回にファルケンボーグ1失点で同点に。9回に再び勝ち越し
7/2 Bs6-5H 4-3の7回に攝津2失点で逆転


チーム状態が良かっただけに目立ってはいませんでしたが、実に1月も逃げ切り失敗が続いていました。実際今日の試合の9回、ホールトンの顔は安心しきってはいなかったようです。それだけに、攝津を使わなかったとはいえ1点差の試合を追いつかれることなく逃げ切った、という事はこれからの戦いを考えると大きな勝利になったのではないでしょうか?
一方打線は、本多の故障で開いた1番に松田が。1番の仕事は出塁することと考えているなら、投手の左右によって相性がはっきり出る松田を何故1番にしたのかがちょっと疑問でしたが、多分彼の規定打席達成の可能性を増やしてあげるのと、下位・上位のバランスの問題なのでしょう。1番に強打者を置くというのは誰もが考える道ですが、今回の采配は完全に「成り行き」でしょうね。そんな受身の采配でも勝てるチーム状態にアッパレですな。


さて、連勝で単独首位なわけですが、1週間で4試合しか組まれなかった今週の戦いは完全に交流戦の延長。6連戦が続く来週からが本当の戦いだ、と思っています。という訳で大場さん、責任重大だよ。頑張ってね。

*1:1〜2点リードの局面で7回を迎え、ホークス・相手チーム共に得点することなく試合終了、と定義しました