試合短観36

2位定着で「気分は かるい」?


7/31 H1-5F
8/1 H2-1F
8/2 H1-7F
うーん、エース・杉内で落としましたか。今カードを含めて8月だけでも3度、ダル-藤井-武田勝の表ローテにジャマーノ-ホールトン-杉内の表ローテをぶつける「プレ・CS2ndステージ」が組まれています。CSで対戦する事はホークスがコケない限り必至の状況ですから、どんなことが起こるのかをしっかり観察しておこうというニュアンスで見ていたのですが、想像以上に厳しい、というのが偽らざる感想。ハム投手陣を前に3試合ともタイムリーが打てず、投手陣もあっさりと先制を許す展開。1勝2敗という白星以上に勢いの差が出た3連戦でした。
確かにオーティズや多村を欠いた打線ははっきり言ってボロボロでした。しかし、両者とも打率は対戦カード別では最低水準。彼らが復帰しても対ハム戦に限れば打力のUPは期待できません。ダルに杉内を当てれば大丈夫、という意見もあると思いますが、このまま2位乃至3位で終了した場合、1stステージを戦うことを考えると、杉内を2ndステージの初戦に回すには中4日で充てなければなりません。前回の楽天戦、中5日の登板で打ち込まれた彼を切羽詰った状況でフル回転させることが果たして有意義なことなのでしょうか。彼曰く「自分はエースではない」ようですから。
地元のアドバンテージというものがあるのかどうか分かりませんが、もし2ndステージを制する可能性があるとすれば、ここに賭けるしかないというのが現状のホークスです。これだけは覚えておく必要があるでしょう。
…という事は、下位との対戦、つまり裏ローテの試合は絶対落とせないわけですが、3連戦の大場の起用法を見る限りでは高橋秀をローテに回すようです。大丈夫なのかなぁ…というのが第一印象です。木曜の好投を見れば先発として使いたくなるのも納得できないわけではないのですが、基本は荒れ球。ふたを開けてみなければ分からないのは大場と一緒。使って損した、という風にならなければ良いのですが…


さぁ、愚痴るのはここまで。上にも下にも4ゲームという事は、当座は2位の座が安泰である、という事を意味します。何とかロッテ戦を勝ち越し、西武戦につなげて欲しいものですな。