試合短観43

求む,おくりびと


8/25 H5-10M
8/26 H1-2M
8/27 H2-2M
神内と大場の好投、明石の初HRと明るい材料が揃っていただけに、何とかそれを勝ちにつなげて欲しかったがスウィープを免れるのが精一杯。1試合だけでも勝っておけば8月の貯金に望みをつなげられただけに勿体無かったなという印象。特に昨日の試合はチャンスが結構あっただけに余計に残念な3連戦でした。その中でも?だったのが以下のシーン。

12回表 ソフトバンクの攻撃
投手交代 内→伊藤 守備交代
田上 パスボールによる振り逃げ 1塁
小斉 バントするも空振り三振 1アウト
本多 低めのスライダーを打つも併殺打 3アウトチェンジ


yahooより引用

12回の最後の攻撃で無死の走者が出た。この場面でバントを指示するのは妥当な作戦だと思います。しかし、なぜ小斉に送らせる?この時点では、ベンチにバントの上手い山崎が残っていました。小斉は一塁を守っていたわけですから、ピンチバンターとして山崎を代打に送っても捕手山崎・一塁田上で12回の守りは何とかなったし、万が一怪我人が出た場合でもDHの多村を守備につかせ、オーティズや明石の守備位置を工夫することで1イニングの守りはしのげたのです。これだけリスク回避が出来ているのにあえてバントの下手な小斉に送ることを指示したのは、ちょっと理由が分からないですね。
と言うよりもむしろ、控えの野手が一般的な陣容より1人少ないベンチに問題があるのかもしれません。層の厚い敗戦処理を構成する甲藤・佐藤・陽・三瀬の内1人が野手だったならば山崎をピンチバンターとして送れた、と思うと余計に残念。敗戦処理が不安定で勝ちパターンの投手を出す必要が出てくるのは問題ですが、現状作戦の幅を狭めてしまっているのであればそれ以上に問題。四球で自滅、というパターンから一向に抜け出せない陽は入れ替えてしまっても良いかもしれません。期待していたのだけれどもね。


ともあれ、今日からはハム戦。ペナントを意識した戦いは2週間前に終わっているので、せめて「首位イジメ」に期待。失うものの無い、ゾンビの力を見せてやれ。