試合短観52

慰めの言葉は無いけど。


9/25 F0-0H
9/26 F5-4H
9/27 F2-4H
5回も仕掛けた無死からの犠打を全く得点につなげられず、SBMでもリードを守りきれない。松田1番という意欲的な采配も、ホールトンの好投も、杉内の粘りも、小久保の執念の右打ちも、全部パー。秋山監督が打ち出した路線が全否定された2日間。大隣の好投で何とかタイに持ち込んだものの、内容としては3タテに等しい3連戦。一番辛かったのは、他でもない秋山監督本人だったのではないかな?何て思っています。
結局スモール・ボールって、クリーンアップがしっかり機能しないと得点につなげられないんですよね。せっかく犠打で走者を進めても、後の打者が打てなければ意味が無いのです。そんな中、故障の松中や不振の多村をスタメンで使い続ける現状の鷹打線で犠打作戦を執るのは「犠打はアウトを一つ与えているようなもの」というマネー・ボールの一節を地で行っている感じがします。
楽天との4連戦。何とか2位を保って臨むことになったので、3勝1敗が目標。ただ、打線の組み方が非常に難しい。

9月好調打線
5松田(.360)
8長谷川(.317)
D松中(.303)
3小久保(.253)
7オーティズ(.247 3HR)
8多村(.271)
6川崎(.275)
4本多(.237)
2田上(.224)


※明石(.324)

楽天キラー打線
4本多(.298 Kスタでは.344)
9多村(.486)
3小久保(.364)
D松中(.279 4HR)
8長谷川(.231)
7オーティズ(.217)
5松田(.083)
2田上(.239)
6川崎(.264)


※明石(.350)

9月に調子の良い選手は楽天が苦手、調子の悪い選手は楽天が得意という乖離をどう調整してくるか。とりあえず1番・松田は続けたほうが良いと思います。更に言えば、明石もスタメンの方が良いかと。
投手陣の鍵は、楽天戦に相性が良いのに先発予定の無い藤岡。先発が乱れた際にすぐに彼を投入すれば、流れが変わるという可能性があります(勿論良いほうに)。そのために杉内・ホールトンを中4日で使って彼をリリーフ起用するのだ、と考えています。それだけに彼を投入するタイミングは重要。初戦で使ってしまうのか、あるいは4戦目までとっておけるのか。彼の登板機会が最後まで無かったとき、光が差すかもしれませんね。
追記
おい、ジャマーノ抹消って何?知らなかった私が悪いんだが…という事は藤岡の第2戦での先発が確定?それともまさかの先発岩崎?よくわからない…


ぼろぼろのチーム状態ですがこれからの4連戦、悔いなく戦って欲しいですね。今はそれだけ。