第1戦雑感

ミスミスで恥さらし。

Kスタ宮城(E1勝)

チーム123456789RHE
H000400000462
E30400300X11121

[バッテリー]
H●杉内,大隣,藤岡,森福,佐藤,三瀬-田上
E○岩隈-藤井


[本塁打]

E高須(1回・ソロ),セギノール(1回・2ラン),中島(3回・2ラン),山崎(7回・ソロ)

…うーん、杉内。yahooの一球速報から調べてみたのですが、2回を除いて直球が浮きまくっています。正直田上もリードの仕様が無い状態でした*1。ただ、杉内が投げている間、おかしいのは一番分かっているはずの田上が1回も自発的にマウンドに行かないんですよね。むしろ小久保の方が積極的にマウンドへ言っているという始末。KO自体よりもそっちにがっかりしました。やっぱり城島は獲りに行かなければいけないのか?
打線も高須のエラーが無ければほぼ音なし。岩隈から4点取ったのは本来ならば上出来なのですが、正直本多・川崎の1・2番起用自体が無い。初回の先頭打者がセーフティー?4点を追う展開で9番打者を送る?無いわ。しかしこのコンビを使っている内は、戦術の選択肢が減り攻撃が後手後手に回ってしまうのも仕方がありません。
采配も慌てすぎな感がありありと。1点が入っただけで、それまで落ち着いて投げられていた大隣を代えてしまう不思議。彼は予定では第2ステージの第2戦当たりでの先発のはずですから、役割としては無失点に抑えることよりもイニングイートの側面が強かったはず。だとすれば左右病の原則自体を捨てなきゃ。それとも大隣投入のきっかけ自体が左右病?(草野からの投入でした)
一つ言えるのは、短期決戦では「今季の形」にこだわればこだわるほど勝率が低くなる、ということ。6年前の日本シリーズ第6戦。ライトスタンドが沸いた「先発・伊良部」のコール。その伊良部を星野監督は「今季の形」として送り出していたのは、みんな覚えていないのか…時代は変わったな。


最後に一言。見せ場無く敗れたら、ヒールとは呼べないんだよ。どんなに酷い試合をしても、次の試合ではリセットされるのだから、何とか一度は鷹ファンを喜ばせてみせてよ。

*1:一つ面白いことがあって、1回の打席で出塁を許した渡辺や鉄平の2回目の打席、初球の入り方を最初の打席と全て逆にしているんですよね。やっぱり単調なリードだわ…と思っていたら、打たれ始めると直球一本に。芸が無い!